日銀政策会合で
日 銀は24日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを決定しました。経済と物価情勢の改善が続き賃上げに向けた動きも広がっているとして去年7月の会合以来の利上げに踏み切りました。
現在は短期の市場金利を0.25%程度で推移するよう促していますが、これを0.5%程度に引き上げ、追加の利上げに踏み切ります。
政策金利は2008年10月以来、17年ぶりの高い水準となります。
■NHK NEWS
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250124/k10014702081000.html
■東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/381500
日銀利上げによる株式市場への影響
午後の日経平均株価は、前日比230円55銭高の4万0189円42銭で始まりました。前場終値をやや下回って寄り付いたものの、すぐに上昇に転じ上げ幅を一時300円超まで拡大しました。後場の取引開始前に日銀が市場の予想通り短期金利の政策目標を0.5%程度に引き上げました。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、証券・商品先物取引業、不動産業などが上昇しました。パルプ・紙、石油・石炭製品、非鉄金属が下落しました。
■YAHOO!JAPAN ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/bc8fbf53db1a228de47e6d998b3366534433fcd7
為替の影響
ドル円は、利上げ報道直後は、円安方向に反応、ドル円は一時的に156.4円あたりまで上昇し、
その後、155.3円あたりまで下落しています。
この後の動きは、上田日銀総裁の会見での発言に注目が集まっており、さらなる利上げに前向きか、慎重な姿勢を示すのか。注目度は高いためドル円は大きく動きそうです。。

■MINKABU
https://fx.minkabu.jp/news/322689
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