【書評】『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は、本を読むほど忘れる人に刺さる“再現性の高い読書術”だった

書籍

結論:高速読書は「読む量」ではなく「記憶に残す量」を最大化する読書術

読書はしているのに、内容をほとんど覚えていない…。
そんな経験を持つ人にとって、『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は非常に相性の良い一冊です。

この本で語られる高速読書は、一般的な“速読”とは違います。
ただ速く読むのではなく、「3回読む」ことで記憶と理解を最大化する読書法。

忙しい社会人でも再現でき、資格勉強・仕事のインプット・副業の学習にも応用できるのが大きな魅力です。

この記事では、実際に試して感じた効果とともに、
高速読書が「なぜ記憶に残るのか?」を徹底レビューします。

『高速読書』とはどんな本か?

『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は、
経営者であり読書術の専門家でもある上岡正明氏が提唱する“再現性の高い読書法”をまとめた本です。

ポイントは以下の通り:

  • 速読とは違う「3回読み」
  • 読書の目的を明確にしてから読み始める
  • 仮説を持って読む
  • 読書をアウトプット前提に組み立てる
  • 読んだ本を「資産」に変える

著者は年間1,000冊以上読み、
その知識をビジネスに活かし成果を出してきた人物。

その中から厳選された本当に使える技術だけがまとめられています。

高速読書の核心:3回読むだけでなぜ忘れないのか

結論、3回読むことで「脳が必要な情報として認識する」ためです。

高速読書のプロセスはシンプル:


① 1回目:全体の把握

  • 5〜15分
  • 目次 → 見出し → 太字 → 図解
  • 内容のイメージをつかむことに集中

② 2回目:重要ポイントを拾う

  • 15〜30分
  • 気になった箇所を中心に深読み
  • 自分の目的に関係する部分だけ読む
  • “仮説の答え合わせ”をする

③ 3回目:アウトプット中心

  • 5〜15分
  • ノートに3〜5行でまとめる
  • 重要な行動ポイントを抜き出す
  • SNS/ブログでアウトプットすると定着UP

🔍 なぜ記憶に残るのか?

  • 人は 一回で理解することを目的にして読むと忘れやすい
  • “何が書いてあるのか?”という仮説を持って読むと記憶に入りやすい
  • 3回の反復で「脳の長期記憶領域」に送られる

つまり、高速読書は“脳の仕組み”を利用した読書法。

実際にやってみた効果(実体験レビュー)

本書で紹介されている高速読書を、実際の学習に使ってみました。

✨ 効果①:内容の“骨格”がすぐ掴める

1回目の読みで全体像がつかめるため、この段階で
「あ、この本の主張はこれだな」と理解できる。

これだけで読書がかなりラクになります。


✨ 効果②:2回目で“必要な部分だけ読める”

通常の読書だと、全部を丁寧に読もうとして時間がかかる。
しかし、高速読書では「必要なところだけに集中」できる。

→ 無駄なページを読まなくなり、読書時間が半分以下に。


✨ 効果③:3回目のアウトプットで記憶が定着する

3回目の読みは正直流しで、メモを取ることが本書の勧めだが、
流し読みをする程度にとどまっている。
これはハードルを上げてしまうと、本を読むことが面倒になり
習慣が継続しないことが考えられるからだ。

4. 本書を読んで良かった点(メリット)

✔ 再現性が高く、誰でもその日から使える

難しいトレーニングがなく、シンプルに3回読むだけ。


✔ 読む時間が短くなる

最初は時間がかかりますが、慣れると1冊30〜45分で読めます。


✔ 記憶に残る

“読んでも忘れる”悩みがかなり減りました。


✔ 資格勉強・副業・自己投資のインプットに応用できる

高速読書は「ビジネス書専用」ではなく、
資格テキストや論文にも応用できます。

5. 気になった点(デメリット)

△ 3回読むことへの抵抗がある

「3回も読むの?」と思う人は一定数いるはず。
ただ、実際にやると短時間なので負担は少ないです。


△ アウトプット前提の読書が苦手だと続けにくい

3回目のアウトプットが肝なので、
メモ習慣がない人にはややハードルが高い。


△ 慣れるまで少し時間がかかる

1〜2冊では効果を実感しづらいかもしれません。
3冊目くらいから「これだ!」と掴めます。

6. 『高速読書』が向いている人

以下に一つでも当てはまれば、読んで損はないです。

  • 読んだ本の内容をすぐ忘れてしまう
  • インプットに時間がかかる
  • 忙しくて読書する余裕がない
  • 資格勉強の効率を上げたい
  • 副業で学習が必要
  • 読書の生産性を高めたい
  • 年間の読書冊数を増やしたい

あなたのように「毎日1時間の読書習慣」がある人には、特に効果が出ます。

7. まとめ:高速読書は「読む力」ではなく「使う力」を鍛える読書術

高速読書は、ただページを速くめくる速読とは違います。

  • 目的を持って読む
  • 全体 → 重要 → アウトプットの3回読み
  • 読んだ知識を“行動に変える”読書術

という点で、ビジネスパーソンにも、資格勉強にも、副業にもメリットが大きい読書法です。

読書してもすぐ忘れてしまう…という人ほど、この本の価値を実感できるはず。

本の内容を「資産」に変えたい人に、強くおすすめしたい一冊でした。

本を読み切るまでに1週間や2週間かけてしまうのがデフォルトだった方は、1回目の読み終わりまでが、
非常に短い時間で読み切ることができるので、達成感を感じやすい。その経験の蓄積が読書を前向きに
させてくれる一冊で、個人的には本の読み方が劇的に変わりましたのでお勧めです。

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